大丈夫?と言われたくないあなたへ。妊活中のストレスと気持ちの整理の方法

大丈夫?と言われたくないあなたへ。妊活中のストレスと気持ちの整理の方法

その「大丈夫じゃない気持ち」を大切にしてほしい

妊活中、「大丈夫?」と聞かれても、心の中では

「大丈夫なんかじゃないよ」
と、叫びたくなる。

周りの人は励ましのつもりで声をかけてくれている。
でも、そのひと言が刺さってしまうのは、
「大丈夫でいたいのに、大丈夫じゃない自分」を責めているからかもしれません。

妊活は、体だけでなく「心の体力」も必要になる時間です。
でも、誰かが支えてくれるわけでも、明確なゴールがあるわけでもない。
自分ひとりで、どうにか折り合いをつけながら、
「期待」と「現実」の間を生きていかなければならない。

このコラムでは、そんな不安定な時間を過ごすあなたが、
少しでも“自分の心と手をつなぐ”感覚を取り戻せるように。
やさしく、でも確かな視点で「心の扱い方」をお伝えします。

なぜ「妊活中の心」はこんなにも揺れるのか?

1. 結果が出ないことに対する自己否定

妊活では、どんなに努力しても「結果が出ない」ことがあります。
毎月の生理、陰性の検査薬、思うように進まない治療…。
これらが積み重なると、まるで自分が「失敗している」ような気がしてしまうのです。

「妊娠できない私は、女性として欠けているのでは」
「周りはみんなできているのに、なぜ私だけ?」

こうした思考は、『妊活ストレスの中でも最も深い“自己否定”』につながりやすいもの。
本来は誰も責める必要のない「自然なタイミング」のはずなのに、
「何かが間違っているのでは」と、内側から自分を追い込んでしまう。

2. 見えないプレッシャーと孤独

妊活中は、周囲に言えないことが多くなります。
「妊娠した?」と聞かれるのが怖くて、友達の集まりを避けたり、
SNSを見て落ち込んだり、家族との会話ですら息苦しくなることも。

「周りは普通にできているのに、自分だけ取り残されている」
「誰にも本当の気持ちを話せない」

このように感じている人はとても多いです。
心がぎゅっと縮こまり、言葉にできない感情が、孤独として蓄積していく。

3. パートナーとの温度差が、さらに不安を招く

妊活は“夫婦の問題”であるはずなのに、
まるで“女性だけの戦い”のように感じる場面も少なくありません。
• パートナーが無関心に見える
• 病院任せで協力的に思えない
• 性交渉が「義務」になっている感じがしてつらい

本音では「もっと寄り添ってほしい」と思っているのに、
それすら言えずに、相手にも、自分にもフタをしてしまう…。

こうして「心の声」が抑えられ続けると、感情はやがて鈍くなり、
“感じないようにする”ことで、自分を守ろうとし始めるのです。

「泣きたくなる日」は、むしろ進んでいる証

妊活中に何度も訪れる“泣きたくなる日”。
それは決して「後退」ではありません。

「またダメだった」
「私だけ置いていかれる気がする」
「誰にもわかってもらえない」

そんな気持ちになるのは、あなたがそれだけ命と向き合っている証拠。
涙は、心がちゃんと働いている証です。

ここで無理にポジティブにならなくていい。
悲しいなら、悲しい。悔しいなら、悔しい。
感情は、感じきることで解放され、やがて癒えていくのです。

妊活中にできる「心のセルフケア」3選

1. 感情日記:潜在意識の整理術

毎晩3分でも構いません。
「何があったか」ではなく「何を感じたか」にフォーカスして書いてみてください。

例:
・今日、SNSで妊娠報告を見て涙が出た。悔しさよりも孤独を感じた。
・本当は夫にもっと話を聞いてほしいと思っている。でも言えない。

書いているうちに、自分でも気づいていなかった本音に出会うことがあります。
それは、“あなたの心の深層”からのメッセージ。

2. お腹に手を当てて、自分に戻る

目を閉じて、深呼吸しながらお腹にそっと手を置く。
言葉はなくていい。ただ、「ここにいる自分」を感じる時間。

「赤ちゃんはまだ来てないけど、わたしの命はここにある」
「今日もちゃんと、わたしは生きてる」

それだけで、心と体と魂が1本に戻る感覚が得られます。

3. 「安全に話せる場」を持つ

もし話せる相手がいない場合は、カウンセリングやセッションの利用も大切です。
大切なのは、「自分を守りながら安心して話せる場」を持つこと。

わたし自身も、妊活専門サロンを通じて多くの方に寄り添ってきました。
「言葉にするだけで、涙が止まらなくなった」
そんな経験をされた方も少なくありません。

気持ちは、感じるだけではなく、“開放する”ことでも軽くなります。

“心のゆらぎ”を味方にできるあなたに

妊活は、心が育つ時間でもあります。
結果が出るかどうかだけじゃなく、「どう過ごしたか」が人生の宝物になるのです。

あなたの涙も、怒りも、希望も。
すべては「命を迎える準備」の一部。

妊活は「命を授かる」前の、“自分を授かる”時間とも言えます。
• 本当の気持ちに出会い
• パートナーとの関係を見直し
• 自分という存在を信頼する

それは、今までの人生で避けてきた感情に向き合うことでもあります。
でも、そのプロセスこそが「お母さんになる準備」そのものなのです。

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まとめ:大丈夫じゃないあなたも、大丈夫。

• 妊活中の心のしんどさは、誰にでもあること
• 「大丈夫じゃない」を否定せず、そのまま抱きしめることが力になる
• 自分の心と、そっと手をつなぐ時間が、命の準備になる

“泣いていいあなた”がいる場所で、
“そのままのあなた”でいていい日々を、
あなたと一緒に歩いていきたいと願っています。

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